日本と北欧5ヵ国のグリーン成長のための新たな基盤

ノルディック・グリーン・ジャパン2013開催に寄せて、北欧5ヵ国大使の連名メッセージ

世界各国が新たなエネルギーバランスを模索し、人的要因による地球温暖化の確証を得ようとする中、エネルギーの生産と消費のあらゆる分野で迅速に行動を起こすべき必要性が、かつてないほどに高まっています。 それぞれの国が独自の事情の中で気候変動の課題に直面しています。気候条件、エネルギー源、産業構造は異なりますが、気候変動を止めるための行動を起こすことがすべての国に共通して求められています。 そのためには、国同士で互いに競い合うのではなく、互いを補う特別な解決策が必要とされます。

過去数十年以上にわたって北欧諸国は、エネルギーの持続可能な未来に向けて、社会及び経済のニーズに応えるための独自の強みを徐々に特定してきました。 その結果、北欧諸国は、市場原理に基づくエネルギーの安定供給を効率的に実現し、消費者に選択肢を与えることのできる、透明性の高いオープンな市場を共同で創設するに至ったのです。

このように地球規模の問題に地域レベルで取り組んできた経験から、持続可能な解決策の最先端に立ち、5ヵ国それぞれの国でグリーン成長を推進しています。このなかには、日本にとっても何らかのヒントがあるかもしれません。

北欧5ヵ国は、持続可能な開発と環境技術の強力な擁護者です。
現在、新エネルギー戦略の最終的な取りまとめを行なう日本は、北欧のグリーン・テクノロジーにおける大切なパートナーであり、その重要性が拡大しています。

同時に、北欧諸国は欧州の巨大なグリーン・テクノロジー市場へのゲートウェイを構成しています。
従って、日本と北欧諸国は、環境分野での取り組みや卓越性の相乗効果によって、互いに恩恵を享受しあえる関係にあると言えるでしょう。 今こそ、北欧諸国と日本との間で協力可能な分野を特定し、相互の対話を深めるべき時です。

ノルディック・グリーン・ジャパンは、10月24日に東京で開催を予定しています。
このセミナーが、グリーン・テクノロジーの分野における日本と北欧各国間の今後の協力と対話の基盤となることを心より願っています。

駐日デンマーク大使 A. カーステン・ダムスゴー
駐日フィンランド大使 マヌ・ヴィルタモ
駐日アイスランド大使 ハンネス・へイミソン
駐日ノルウェー大使 アルネ・ウォルター
駐日スウェーデン大使 ラーシュ・ヴァリエ